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広大な海に囲まれた孤島群に存在するのは、独自に進化した自然と文化。
多くの人が知っていて、殆どの人が行ったことのない島々、小笠原―。その魅力をご紹介します。
広大な海に囲まれた孤島群に存在するのは、独自に進化した自然と文化。
多くの人が知っていて、殆どの人が行ったことのない島々、小笠原―。その魅力をご紹介します。
父島の基本情報
北緯20度25分~27度44分、東経136度4分~153度59分の広大な海域に大小30余りの島々が散在する小笠原諸島。
映画やニュースで有名な硫黄島や沖ノ鳥島なども含まれ、日本の排他的経済水域(EEZ)のおよそ1/3はこれら小笠原の島々によって確保されています。いずれも行政上は東京都に属しますが、主島である父島ですら空港が無く、アクセスは東京・竹芝桟橋との間に概ね6日に1便運航している定期船のみ。まさに太平洋の大海原に浮かぶ離島群と言えるでしょう。
そんな小笠原には、「最初に定住したのは日本人ではなかった」といった意外な歴史、太平洋島しょ地域の流れを汲むと伝えられるユニークな踊り、そして、この島でしか見られない固有の生き物など、特異な歴史と文化、更に自然が豊富。特にその自然は、2011年6月にユネスコの世界自然遺産に登録されました。
多くの人が知っていて、殆どの人が行ったことのない島々、小笠原―。この機会にぜひお出かけ下さい。
亜熱帯に属する小笠原は年間を通して暖かく夏と冬の気温差が少ないです。 温暖多湿な海洋性気候にも属するため、夏は本土並み、冬は本土よりも暖かいです。
夏でも海上や夜は冷えることがあるため、羽織ものを準備しておくと肌寒いときに便利です。
小笠原諸島は平成23年6月に、世界自然遺産に登録されました。
小笠原の自然については「小笠原自然情報センター」のホームページで詳しく紹介しています。